気になる疑問

- FAQ -
Q

相談に行ったら治療をしないといけないでしょうか

A

相談したからと言って、治療をしなければならないことはありませんので、気になったタイミングで一度相談されることをお勧めします。

Q

検査内容はクリニックによって違いますか

A

歯型、口の写真、顔の写真、パノラマX線写真、頭部X線規格写真(セファロ)、顎関節の診査、CTなどクリニックによって検査内容は変わってきます。検査内容が充実しているかどうか、クリニック選びの一つの基準になります。

Q

どこに相談に行ったらよいでしょうか

A

病院にも外科、内科、皮膚科などの専門性があるように、歯科にも専門性があります。日本矯正歯科学会認定医、矯正歯科専門クリニックなどで矯正歯科治療の研鑽を積んできた矯正医は、クリニック選びの一つの基準になります。

Q

治療費は医療費控除の対象になりますか

A

発育段階にある子供の成長を阻害しないようにするために行う不正咬合の歯列矯正のように、歯列矯正を受ける人の年齢や矯正の目的などからみて歯列矯正が必要と認められる場合の費用は、医療費控除の対象になります。

Q

インプラント矯正とはどのような治療ですか

A

矯正用インプラント(歯科矯正用アンカースクリュー)を補助的に使用する治療法になります。矯正治療で歯を動かす固定源として、顎の骨に歯科矯正用アンカースクリューを一時的に埋め込み、歯を効率的に動かしていきます。

Q

外科矯正とはどのような治療ですか

A

外科矯正(外科的矯正治療)とは、顎変形症(骨格性不正咬合)の治療として、矯正治療のみでのかみ合わせの改善が難しい場合に、外科的手術を併用することで、かみ合わせを改善する治療法になります。

Q

部分矯正とはどのような治療ですか

A

部分矯正とは、前歯が1本だけ傾いていたり、歯と歯の間に隙間があったり、歯並びが少し歪んでいるような場合に1本〜数本の歯を整える矯正治療になります。全体矯正では、噛み合わせの改善も行っていきますが、部分矯正は見た目のみの改善になります。

Q

マウスピース矯正とはどのような治療ですか

A

マウスピース矯正とは、透明に近いマウスピース型矯正装置を使った矯正治療になります。 一人ひとりの歯並びに合わせて作製されるマウスピース型矯正装置を装着し、治療の段階に合わせて新しい装置に交換しながら徐々に歯を動かしていきます。

Q

費用を抑えて矯正治療をするにはどのような装置がありますか

A

歯の表側にブラケットを装着する表側矯正は、治療費を抑えて治療をすることが可能です。ブラケットも目立たない樹脂製やセラミック製、ワイヤーも目立たないものがあり、見た目のストレスなく、治療を受けることができます。

Q

目立たない装置はどのようなものがありますか

A

半透明な樹脂やセラミックでできたクリアブラケットや、ホワイトワイヤー、歯の裏側につけるリンガルブラケット装置、マウスピース型矯正装置と選択肢はたくさんあります。

Q

治療終了後も定期的に通院する必要はありますか

A

矯正治療完了後の後戻りを防ぐために、歯並びが安定するまでの一定期間、保定装置(リテーナー)を装着します。保定期間は約2年間で、3ヶ月から半年に1回定期的に通院いただき歯並びの経過観察を行います。

Q

治療中で転勤になった場合、治療はどのようになりますか

A

引越し等で通院が難しくなった場合、転居先から通院しやすい医院への転院は可能です。転院に際して、治療方針や治療経過など必要な資料を次の先生に引き継ぐのが一般的です。治療費に関しては、治療の進捗に応じて精算される場合が多いです。

Q

むし歯がありますが、矯正治療の前に治療したがよいでしょうか

A

むし歯や歯周病がある場合は、先に必要な治療を済ませてから矯正治療を行います。ただし、重度の場合は矯正治療ができない場合もあります。

Q

どのくらい治療期間はかかりますか

A

全ての永久歯がはえ揃ってからの矯正治療では、1半年~2年半ぐらいが一般的な治療期間です。

Q

通院はどれくらいの頻度になりますか

A

マルチブラケット装置の場合、4-6週間に一度のクリニックが多いです。マウスピース型矯正装置の場合、4-8週に一度のクリニックが多いです。

Q

食事で気をつけることはありますか

A

あまり神経質になる必要はありませんが、固い食べ物をバリバリ噛んだり、ガムやチョコレートなど粘着性のある食べ物を食べたりすると、装置が壊れたり、装置に食べ物がくっついたりすることがあります。

Q

治療中の痛みは我慢できますか

A

初めは歯が浮くような痛みがありますが、1週間ほどで慣れる方が多いようです。また、痛みが理由で治療を中断される方は、ほぼいらっしゃいません。

Q

自分の歯で無い部分(差し歯・ブリッジ)があるのですが、治療は可能ですか

A

矯正治療では、歯の根っこを動かしていきますので、差し歯でも治療可能です。ブリッジの場合は、一度ブリッジを外して仮歯で矯正治療を進めていくことが多いです。

Q

初診相談ではどのようなことを相談したらよいですか

A

ほとんどの方が初めての矯正治療になりますので、疑問に思っていること、不安に思っていることなどをご相談いただけます。

Q

矯正歯科治療と審美歯科治療の違いは何でしょうか

A

歯の形や色を短期間できれいにするのが審美歯科で、骨格も含めて口元のバランスを整えるのが矯正歯科です。

Q

すでに歯がないところがありますが、矯正治療はできますか

A

むし歯等ですでに歯がないところがある場合でも、スペースを確保するために歯を抜いたものとして、利用できることがあります。

Q

何歳まで矯正治療はできますか

A

歯を動かすうえで、歯ぐきや歯槽骨などに問題がなければ、60代でも矯正歯科治療を行うことができます。

Q

どのような仕組みで歯が動きますか

A

歯と歯槽骨の間には歯根膜という組織があります。 歯に力が加わると歯根に圧迫された側の骨がなくなり、反対側のすき間は新しい骨が作られます。この 吸収と再生を繰り返すことで、歯が移動していきます。

Q

矯正治療で得られるものは見た目だけでしょうか

A

矯正歯科治療は、見た目の改善だけではなく、しっかりかめるようにすること、むし歯・歯周病の予防のために行います。

Q

歯並びが悪くなる原因は何でしょうか

A

不正咬合(悪い歯並び)は、遺伝、あごの大きさと歯の大きさのアンバランス、筋肉のアンバランス、乳歯のむし歯、癖など様々な要因が影響しています。

Q

保険での矯正治療はできますか

A

手術が必要な矯正治療や、口唇口蓋裂の患者様の場合、健康保険が適用されます。しかし、それ以外の矯正治療は健康保険の対象外となります。

Q

子どもの矯正装置は取り外し式でしょうか

A

矯正装置は、取り外しができるもの(可撤式矯正装置)と取り外しができないもの(固定式矯正装置)があります。歯並びの状況や患者さんの協力度、歯磨きの状況などを総合的に判断して、使用する装置を決めていきます。

Q

歯を抜かなければ矯正治療はできないですか

A

歯が並ぶスペースがない場合は、スペースを確保するために歯を抜いて治療をすることがあります。

Q

矯正装置をつけるとむし歯になりやすいでしょうか

A

汚れがたまりやすくなりますが、きちんと歯磨きを行なうことで、むし歯を予防することができます。

Q

子どもの矯正と大人の矯正の違いは何でしょうか

A

子どもの矯正治療は、第一期治療と第二期治療に分かれます。第一期治療では、乳歯と永久歯が混じって生えている混合歯列期に、噛み合わせやあごの形、大きさを整え、永久歯がきちんと生えそろうように誘導する治療になります。第二期治療は、永久歯が生えそろった後に行う治療で、基本的に成人の矯正治療と同じです。

Q

子どもの矯正治療は何歳ぐらいからはじめるのがよいでしょうか

A

7〜8歳ぐらいで上下の前歯が生え変わるときが一般的に治療開始の目安と言われています。 ただし、不正咬合の種類によっては4歳ぐらいから治療をはじめた方が良い場合もあるため、早めに相談だけでも行かれることをおすすめします。