矯正治療について
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セラミック矯正の治療期間
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2020.09.05

セラミック矯正の治療期間

セラミック矯正の治療期間について

セラミック矯正の治療期間は、1~6か月です。ほとんどの方が2か月以内に治療が完了します。通院回数も最短で2~3回で終わることもあります。

セラミック矯正は、一般的な矯正治療より格段に短期間で完了する

セラミック矯正の特徴は、治療費の安さと期間の短さです。一般的な矯正治療期間が約2年ほどですので、セラミック矯正の治療期間は“超短期間”といえます。「2か月後の結婚式までに、何がなんでも歯並びをきれいにしたい!」というような方が治療しているのがセラミック矯正です。

セラミック矯正 一般的な矯正
治療期間 2ヶ月 2年
治療回数 2回 24回
費用 10〜40万 60〜100万

セラミック矯正の治療期間は、なぜ?短いのか?

セラミック矯正が、矯正治療ではないからです。

矯正治療は、歯に力を加えて、歯を支える骨(歯槽骨)の破壊と再生を繰り返しながら、動いていきます。子供の場合、矯正治療の治療期間が短い傾向にありますが、子供は、この破壊と再生を早く行えるためです。

骨の再生は、人間が持つ自然治癒力を用いていますので、即座に再生することはできません。ゆっくりとプロセスが進むので、矯正治療の治療期間は約2年ほどかかります。

一方で、セラミック矯正は、別名、審美補綴とも呼ばれます。歯を削り、人工の被せもの(歯)を装着させます。芸能人が、突然、歯が白く、歯並びがきれいになったりしていることがあります。セラミック矯正によるものであることがほとんどです。
セラミック矯正は外科処置による治療なので、すぐに歯の形態、歯並びを変えることができます。

セラミック矯正の治療期間に個人差がある理由は?

セラミック矯正は外科処置になりますので、基本的に、治療期間に個人差はありません。しかし、以下のような方は治療期間が延びてしまいます。

  • むし歯がある方
  • 歯周病がある方

口腔内に疾患がある場合、その点を無視して、セラミック矯正を行うことはできません。また、治療の順序も、これらの疾患の治療を行うのが先になります。
重度のむし歯の場合、根管治療が必要な方などは半年以上の治療が必要なことも珍しくありませんし、歯周病治療も2~3か月の期間がかかります。
そんなことはいいから、セラミック矯正だけすぐにやってよ。と思われる方もいるかもしれませんが、補綴物の耐久性にも影響を及ぼします。せっかく、お金をかけてきれいな白い歯並びを得たのに、すぐにダメになってしまいます。

セラミック矯正の流れ

  1. むし歯などの処置(ある方のみ)
  2. コア(土台)を立てる
  3. 仮歯をつける
  4. 型どり
  5. セラミックスの装着

セラミック矯正に関する注意点

テレビCMでもおなじみの「セラミック矯正」。次のようなメリットがあり、特に、20代の方に人気があるようです。

  • 治療期間が短い
  • 費用が安い
  • 歯を白くすることもできる

一方で、健康な歯を削るという外科処置を行いますのでリスクを伴います。削られた歯は寿命が短くなるという論文が多数でています。セラミック矯正をしようかと悩んでいる方は、歯科医師に相談しながら慎重に判断することをおススメします。

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