矯正治療について
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矯正のリテーナーはいつまでするの?
Category:
2020.10.19

矯正のリテーナーはいつまでするの?

保定期間の目安

矯正治療では動的治療期間が終わると保定期間に移行します。保定期間中はリテーナーと呼ばれる装置をつけます。リテーナーの装着期間は、「1日20時間を2年間」が基本的な目安となります。

保定とは

歯列矯正には、動的治療期間と保定期間の2つの期間があります。動的治療期間とは歯を動かす期間で、保定期間とは歯を安定させる期間です。矯正治療では、歯列をきれいに並べるために歯を動かしますが、動いた歯は元の位置に戻ろうとします。歯を一定期間固定し、動かした位置に定着させないと元の歯並びの状態に戻ってしまいますので保定が必要です。

動的治療期間と保定期間の2つの期間

保定期間の目安は2年間

保定期間の目安は2年間です。2年間は、リテーナーを1日20時間以上の装着が必要です。動的治療期間が1.5年の方は保定期間も1.5年。動的治療期間が2.5年だった方は保定期間も2.5年というように、動的期間と同じくらいの期間が保定には必要です。歯を動かした期間だけ保定期間が必要と覚えておきましょう。

リテーナーの種類

リテーナーには、用途に合わせてさまざまな種類があります。歯科医師の判断と患者さんの希望に基づいて使用する装置が決まります。

1. マウスピース型保定装置

動的治療に使用するマウスピース型矯正装置とは異なるものです。素材が異なります。動的治療に使用するマウスピース型矯正装置は、歯を360度さまざまな角度に動かす必要があるため、部位によって材質や厚みが違います。一方、保定を用途として使用するマウスピース型(保定)装置は、マウスピース全体が一定の厚みでできています。歯が動かないように安定させることが目的なので、そのようなマウスピースで十分になります。

2. フィックスリテーナー

歯の裏側にワイヤーをつける方法です。前歯の裏側につけるため、目立ちません。

3. ベッグリテーナー

ベッグリテーナー

取り外しができるタイプのリテーナーです。

リテーナーがゆるくなったら、どうすればいい?

リテーナーの使用をさぼっていると、リテーナーがゆるくなったり、入らなくなったりします。原因は、後戻りが始まっているからです。

早めに、担当歯科医師へ連絡をしてください。そのまま放置すると、矯正治療が再度必要になってしまう可能性があります。

リテーナーの使用をさぼっていて、歯科医師に連絡しづらいという方もいらっしゃるかもしれません。しかし、歯科医師側もせっかくきれいに並べた歯並びで過ごして欲しいと思っているものです。早めに連絡することで容易に解決できる可能性が高まります。不具合を感じたら、すぐに連絡をすることが大切です。

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