矯正治療について
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マウスピース矯正
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2020.09.28

マウスピース矯正

マウスピース型装置による矯正

マウスピース型装置

約0.5㎜の透明なマウスピースを使って歯並びを矯正します。治療開始から終了までの歯並びの状態を数十ステップに分け、各ステップを再現したマウスピースを交換していくことで歯を動かしていく矯正治療です。

マウスピース型装置による矯正のメリット

他人に気付かれにくい

矯正治療の最大のデメリットは、歯並びが良くなるまでの治療期間中に装置が目立つという点です。歯並びが悪いことを気にして矯正治療をしようかと検討しているのに、治療中に装置が目立つは本末転倒です。マウスピースを使った矯正であれば、装置をつけているのがほとんど目立ちません。

食事が楽しめる

食事のときは、マウスピースを外してもOKです。マウスピースを使った矯正の特徴として、自分で装置をいつでも取り外すことができます。食事のときにマウスピースを外して、今まで通りに食事を楽しむことができます。

歯磨きがしやすい

従来型の矯正治療(唇側矯正舌側矯正)の場合、矯正装置自体もきれいに磨かないといけません。装置が付いた状態での歯磨きは難しく、毎日丁寧に行わないとむし歯になるリスクが高まります。マウスピース型矯正装置であれば、歯磨きの際に取り外すことができるので今までの通りの歯磨きが可能です。

金属アレルギー

ブラケット装置をつかった矯正では、金属アレルギーがある方は行えませんでした。しかし。マウスピース型矯正装置であれば、金属アレルギーを心配する必要もありません。金属アレルギーだからという理由できれいな歯並びを諦めていたかたでも矯正治療を行うことが可能です。

治療後がイメージできる

マウスピース型装置を使った矯正では、治療前に、専用のシュミレーションソフトを使用し、治療後の歯並びを確認することができます。

通院回数が少ない

唇側矯正、舌側矯正では、月に1回通院する必要があります。それは、ワイヤーの太さを状況に応じて交換したりするからです。マウスピース型装置では、その必要がありません。毎月通院する必要がなく、2~3か月に1度の通院でも大丈夫です。

痛みが少ない

通常の矯正治療に比べて、治療中の痛みが少ないのでマウスピース型矯正装置です。痛みが苦手という方は、マウスピース型矯正装置の方がストレスが少なく矯正治療を行えます。

マウスピース型装置による矯正のデメリット

20時間以上の使用が義務

マウスピース型矯正装置を外したいときに外すことは可能ですが、外し過ぎると治療が進みません。目安としては、1日20時間以上の使用が必要です。食事のとき、歯磨きのとき以外は、寝ているときも常にマウスピースを付けている必要があります。自己管理が苦手という方には向かない矯正治療です。

少し費用が割高

唇側矯正に比べると治療費が割高です。マウスピース型装置による矯正は、唇側矯正よりも10~15万円高いのが一般的です。ただし、舌側矯正に比べてみると、15~20万円安いとも言え、装置が見えないことが矯正治療の絶対条件の方には、マウスピース型装置は安く、矯正治療ができるとも言えます。

着色の強い飲食はできない

コーヒーなど着色が強い飲食をするとマウスピースに色がついてしまいます。マウスピース矯正装置をつけたままコーヒーを飲むことはできますが、色がついてしまうことがあるので注意が必要です。

適応症が少ない

マウスピース装置による矯正は、適応症が少ないです。つまり。マウスピース装置では、歯並びをよくすることができない方がいます。上顎前突下顎前突の方は、マウスピース装置では矯正治療ができない可能性があります。

マウスピース型装置による矯正の流れ・治療期間

通常の矯正治療との違いを“治療の流れ”で、比較すると次のようになります。マウスピース装置による矯正は、マウスピースの製作に時間がかかるため治療期間が少し長めになります。

治療の流れ 従来のブラケット矯正
唇側矯正舌側矯正
マウスピース型装置による矯正
初診
(矯正相談・カウンセリング)
同じ
精密検査 同じ
診断 同じ
マウスピース装置の作製
(2~6週間)
矯正治療 4~6週に1度の通院
(平均2~2.5年)
4~12週に1度の通院
(平均2~2.5年)
治療の流れ 従来のブラケット矯正
(唇側矯正、舌側矯正)
初診
(矯正相談・カウンセリング)
同じ
精密検査 同じ
診断 同じ
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矯正治療 4~6週に1度の通院
(平均2~2.5年)
治療の流れ マウスピース型装置
による矯正
初診
(矯正相談・カウンセリング)
同じ
精密検査 同じ
診断 同じ
マウスピース装置の作製
(2~6週間)
矯正治療 4~12週に1度の通院
(平均2~2.5年)

マウスピース型装置による矯正の費用

費用の目安は、85~100万円です。医療機関によって費用が異なります。

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